ゆかりができるまで

原料の海老は三河湾や瀬戸内海、ニューギニア島近海などで水揚げされ、新鮮さを保って運ばれます。

漁港や市場に到着後すぐに氷水に保管された海老の中から、さらに鮮度を見極めて買い付けます。

1尾1尾の海老の頭を手作業でていねいに取りのぞきます。

海老のヒゲ、釣り糸や砂などを落とすため、流水ラインでしっかりと洗浄します。

海老の殻と尾をきちんと取りのぞき、海老の身だけにします。

海老の身に馬鈴薯でん粉と小麦粉、砂糖、塩などを加えて混ぜ、種生地をつくります。

1枚分の種生地を絞りだして2枚の鉄板ではさみ焼きにし、海老の濃厚な旨みを封じ込めて凝縮します。

一定温度で乾燥させてできた生地を目視で1枚1枚検査し、一定の温度と湿度で7日以上保管します。

炭火に近い遠赤外線網焼き器を使い、生地の状態から焼き具合までを目視で確かめながら、豊かな風味と香ばしさを引き立たせます。

製造の年月日と時間、賞味期限を印刷した包装フィルムに「ゆかり」を1枚ずつ入れて密封します。

各種の袋や箱、缶に「ゆかり」を詰め、パッケージの状態や表示を確認後、まとめて梱包します。

商品情報ラベルを貼り、商品倉庫から各店舖へ出荷し、できたての美味しさを全国のお客様へお届けします。